こんにちは!よっしーです。
今回のテーマは、「犬のふせの役割・意味や教え方」についてです。
チワワのモモには、しつけの訓練を開始した2日目に教えました。
おすわり、待てを覚えたら、その次に教えるしつけは「ふせ」に決めていました。
それは、犬にとってふせはとても重要な役割があるからです。
モモはふせを、訓練開始から1時間程度で覚えました。
訓練時やその後数日は、ドッグフードやおやつを使いながら覚えましたが、今では食べ物を見せなくてもできるようになっています。
Contents
「ふせ」の役割・意味について
ふせは飼い主に対する信頼・服従のしるし
ふせには、いくつかの役割・意味があります。
まず、飼い主への信頼や服従という意味があると言われています。
飼い主の指示に対して、すぐにお腹を地面につけて、しっかりと静止して飼い主の表情を確認する姿勢は、飼い主への服従心の表れです。
ふせがしっかりできると、さらに次の訓練や指示がしやすくなりますね。
おすわり、待て、ふせがしっかりできると、新しいしつけもどんどん覚えてくれます。
モモも私の目をよくみてくれるので、ふせを覚えた後は新たな訓練や指示がとてもしやすくなったと感じますね。
ふせは犬にとってリラックス効果がある
犬は、休んでいる時や寝ているときなどふせをしているケースが多いですね。
それは、犬にとってふせはリラックス効果があるからです。
ふせの姿勢をとることで、普段体重を支えている前足や後ろ足が体の重さから解放されます。
その結果、肉体的にも心もリラックスできるのです。
モモも、リラックスしている感じの時はふせをしていることが良くあります。
私が仕事をしている時なども横でふせの姿勢をとり、そのままうとうと寝てしまうこともあります。
犬にもストレスはかかります。できるだけリラックスさせる時間を取りたいですね。
ふせは突発的・問題行動を防ぐことができる
ふせは、突発的な行動や問題行動を防ぐこともできます。
例えば、突発的に走り出して交通事故にあったり、周囲の人や犬に吠えたり、噛みついたり、公の場で暴れたりじゃれついたりする問題行動を防止できます。
おすわりも静止させることができるので、犬を落ち着かせる効果があります。
でもおすわりの場合、ふせよりもすぐに立つことができてしまいます。
モモを見ていると、おすわりの後待ての指示がなければ、すぐに立ってドッグフードやおやつを食べようとします。
でもふせの場合は、おすわりほどサッと立つことはできません。ふせの姿勢のまま食べたりします。
この点からも、突発的な行動を防ぐ効果があると実感しています。
ふせはなるべく早めに教えたいしつけの一つですね。
「ふせ」を教えるのはいつ頃が良いか
ももにふせを教えたのは、しつけの訓練を開始して2日目です。
生まれてから、まだ3ヶ月は経っていません。
ふせは、1時間はかからずに覚えました。
おすわりよりも少しだけ苦労しましたが、スムーズに覚えてくれたと思います。
おすわりや待てと同様に、ふせも飼い始めたらなるべく早めに教えると良いと思います。
モモを見ていると、もっと早くから教えても十分覚えていたと思います。
一般的に、おすわりやふせなどのしつけ(訓練)は、生後3ヶ月頃が良いと言われています。
でも、犬によって違いはありますが、飼い始めたらすぐに教えると良いかなと思いますね。
訓練は、1回数分程度を、何回かに分けて行うと集中できて効果的です。
ふせの教え方
ふせを教えるときには、まず最初にごほうび(普段食べているドッグフードやおやつ)を用意します。
ふせのおおまかな流れは、最初にドッグフードやおやつを見せてから「ふせ!」と指示を出します。そして手をゆっくりと下げていき地面(床)につけます。
この時大切なのは、犬にごほうびを持った手でふせの姿勢になるようにゆっくりと誘導することです。
ふせの体制ができたら再度「ふせ!」と伝えて、大袈裟に褒めてすぐにごほうび(ドッグフードやおやつ)を一つ与えるという方法が効果的です。
モモはドッグフードが好きなので、訓練は毎回ドッグフードを使います。
私は、モモに教えるとき分かりやすいように段階を踏んで行いました。
まず、最初におすわりをさせてから、ドッグフードを見せます。
次に、「ふせ!」と言ってから私の手を地面にゆっくりと下ろします(画像①)。
最初のうちは、ふせの体制にならないことがあります。その時は、軽く背中を押さえたりしながらふせの体制にします。
その体制になったら、再度「ふせ!」と言って褒めながら、同時にごほうびを与えます。
これを繰り返してできるようになったら、次にドッグフード一粒をグーで握ります。
グーで握った手をそのまま下にゆっくりと下げます(画像②)。あとは先ほどの画像①と同じですね。
グーにすると手をぺろぺろ舐めてきます。
グーができるようになってきたら、次はごほうびは持たずにパーで行います(画像③)。
この3段階の訓練で、モモはスムーズにふせができるようになりました。
今では、「ふせ!」の指示のみで、ほぼふせができるようになっています。
まとめ
最後に、一冊の本を紹介したいと思います。
モモの飼い方やしつけでとても参考になる本です(「チワワの飼い方・しつけ方(成美堂出版)」)。
オールカラーで、写真や図がとてもたくさん掲載されていて分かりやすい本です。
目次から、調べたい事柄をすぐに探すことができます。
この本のおかげで、モモのしつけをスムーズに行うことができています。
また、今のところ心配もなく生活できています。
おすすめの本ですね!
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